こんにちは。6月になり梅雨や台風など天気の不安定な季節になりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は革靴嫌いな人にぜひ読んでいただきたい、【革靴が好きになる方法】をご紹介します。
革靴が嫌いになる4つの理由とは
「革靴は嫌い!」という人がいます。その代表的な4つの原因が、
①痛い(靴擦れする)
②窮屈
③疲れる
④蒸れる
などです。今回はこの4つの原因をそれぞれ解決する方法をご説明します。
①「革靴は痛くて靴擦れする」という人に
革靴はスニーカーと製法や素材が全く異なり、もともとゆったりと作られていません。特に新品の革靴や、足がむくんでいる時には靴擦れなどの痛みを伴うことがあり、革靴を嫌いになる人がいます。
新品の革靴は履き続ける事で素材がなじみ、硬さも緩和されていきますが、新品の革靴は履く前に靴用クリームを塗りこみ、形崩れに気を付けながら優しくもみこむひと手間を加えることで、靴擦れや痛みが軽減します。
詳しくはこちら→【革靴の硬さを緩和する方法】
靴擦れ防止のアイテムも販売されていますので、使用するのもおすすめです。
②「窮屈だから履くのが嫌」という人は
革靴はしっかり足を包みこみ、素材も伸びるものではないので、靴の中では窮屈感があります。
その他に窮屈だ!と感じてしまう理由は「むくみ」です。人間の足は靴を履いた時と脱ぐ時では人によって1cm以上のむくみが生じます。
マッサージセラピストに聞きました
「脚は心臓より下にあり、ふくらはぎが第二の心臓と呼ばれ、ミルキングアクションというポンプの働きをしてくれるのですが、この働きは歩くことで生じるため、立ったまま、座ったままなどの状態が続くとポンプがうまく働かず、血液循環が停滞し、むくみが発生します。」
「むくみは食生活も大きく影響します。塩分や糖分は控えめに、過剰な水分を摂取するのであればその分歩くことも大切です。」
窮屈感を緩和するには?
おすすめとしては、ご自身のサイズを把握し、特に立ち仕事や座り仕事の人、むくみが気になる人は、
・ワンサイズ大きいものを選ぶ
・ローファーや外羽根タイプのデザインを選ぶ
・革素材が柔らかいものを選ぶ(LG300・LG400・LG7200)
のもおすすめです。靴のサイズ選びの詳細はこちら→失敗しないサイズ選び前編・後編
③「革靴は疲れるから苦手」な人には
「革靴は疲れるから苦手」という人もいると思います。疲れはもちろん仕事をするとどうしても発生してしまいますが、疲れを少しでも予防するには、
・5本指靴下を履く
・インナーソールを入れる
・アフターケアをする
のがおすすめです。
5本指の靴下を履くことで、各指が離れて指を1つずつ動かせるので、踏ん張れ、バランスや安定感が生まれます。
革靴はスニーカーに比べると滑りやすく、無意識に安定を求めて力が入りやすいので、履く時にちょっと時間が掛かりますが、5本指靴下を履くことで劇的に疲労も軽減します。
また、インナーソールには冷感、温感、疲労回復などに特化したものも販売されているのでおすすめです。
靴を途中で脱ぐタイミングがあれば、ゴルフボールやマッサージボールなどで足裏をゴロゴロしたり、家に帰った時に足裏やふくらはぎをもみこんだりしてその日の疲れを翌日に持ち越さないことで、毎日の疲労感が軽減します。
④革靴の蒸れを解消するには
「革靴は蒸れるから嫌だ。」というご意見をいただきます。特に合成革靴は天候を選ばず履けますが「夏場は暑くて蒸れる。」という人も。
③と重複する部分もありますが、おすすめは、
・夏場は本革靴を選ぶ
・5本指靴下を履く
・靴下は綿100%か麻、シルクの物を選ぶ
・冷感のインナーソールを入れる
・蒸れたなと思ったら靴を脱ぐ
・一度靴下を履き替える
などです。天然本革靴は合成革靴に比べ通気性があるので、天気の良い日には本革靴がおすすめです。
また、5本指靴下は指が離れている分、通気性、吸水性に優れます。
素材も同様の理由で、綿100%や麻やシルク(絹)製品がおすすめです。靴を脱げる状況であれば脱いで一度余分な湿気を取り除き、そのタイミングで靴下を履き替えると蒸れが軽減します。
蒸れは悪臭やカビなどの原因になりますので、ご自身にマッチしたケアを心掛けましょう。
一日の終わりには靴にシューキーパーを入れてしっかり湿気を取ることも大切です。
まとめ
今回は【革靴が好きになる方法】についてご紹介しました。ちょっとした工夫で革靴の履き心地は劇的に変化します。
「あ、これなら取り入れられるな。」というものからチャレンジしていただき、毎日を快適にする一助となれば幸いです。