こんにちは。肌寒い日が続いておりますが、みなさまお変わりございませんか?
今回はライムガーデン初の4Eサイズの靴、LG450シリーズを発売後、3Eと4Eのどちらを選べばいいか?というご質問にお答えすべく、
【3Eサイズと4Eサイズの違いとは?】についてご紹介します。
足のカタチはひとそれぞれ
以前ブログでもご紹介しましたが、足のカタチは人それぞれ違います。
特に西洋人と東洋人では形が異なるので、例えば「海外でカッコイイ靴を見つけて試着しても全然フィットしない。」ということになってしまいます。
上の図で、左上の親指から右下に下がるエジプト型が日本人の約7割を占めています。
ライムガーデンの靴は、日本人の足に合わせた木型を用いて作られています。具体的に言うと、エジプト型と日本人に2番目に多い山形のギリシャ型を意識したデザインです。
靴を選ぶ時の大事なポイント
次に足はつま先の形に加えて、足の裏や甲の形も異なります。大きく分けて
・標準型(ナチュラルアーチ)
・甲高型(ハイアーチ)
・偏平足型(フラット)
の3種類があります。例えば甲高の人は靴のデザインによっては、靴が窮屈に感じてしまいます。
甲高の人は内羽根タイプの靴よりも外羽根タイプやモンクストラップ、ローファーなどがおすすめです。
年齢を重ねるとアーチが変わる?
人間の足の裏、土踏まずは赤ちゃん頃にはまだフラットに近く、歩行を始めることで段々と鍛えられ、アーチが付いていきます。
土踏まずは、
①足で運動するための動力の「バネ」
②運動した衝撃を緩和する「クッション」
③2本脚を安定させる「バランス」
の役割があり、高齢になるほどに減少していきます。高齢者が歩くととても疲れる原因の1つが、この土踏まずの減少で、アーチのバネが減ったことにより、以前よりも疲れやすくなります。
解決策としては、日々の無理ない運動や土踏まずに特化したインソール(中敷き)の活用がおすすめです。
また以上のことから、土踏まずが人よりない人や、高齢者はアーチが低くなる分、横幅が広がるので、3Eサイズよりも4Eサイズの幅がおすすめです。
昔は3Eでも十分なスペースがあった人でも、年齢を重ねることでサイズ感が変わりますので、「あれ?きつくなった?」と感じた時には4Eサイズのご検討をおすすめします。
3Eサイズと4Eサイズの違いとは?
最後に3Eサイズと4Eサイズの違いをご説明しましょう。
サイズは日本工業規格 jisで、
狭←A・B・C・D・E・2E・3E・4E・F・G→広
という展開で分類されています。例えば男性靴26㎝の場合は、
・E :足囲249㎜ 足幅102㎜
・2E:足囲255㎜ 足幅104㎜
・3E:足囲261㎜ 足幅106㎜
・4E:足囲267㎜ 足幅108㎜
です。サイズが1つ大きくなるごとに足囲は+6㎜、足幅は+2㎜増えます。女性は足囲が男性の-3㎜、足幅が男性の-1㎜刻みです。
足囲とは、足の親指~小指付け根の骨が出っ張り~足裏と厚みを一周囲った長さのことです。
靴の中身が6㎜、足幅は2㎜とわずかな差ではありますが、この差によって長時間はいて歩いても疲れにくさが変わります。
また、今回新発売した外羽根タイプLG451と外羽根プレーントゥタイプLG452はりんご約1つ分の軽さの230gです。
お年を召された人がより快適に「歩くを楽しめる靴」を意識して開発しました。
まとめ
今回は【3Eサイズと4Eサイズの違いとは?】についてご紹介しました。
インターネットでの靴のお買い物はどうしても試着できないので、難しさを感じてしまいますが、皆様のベストマッチな靴選びの一助となれば幸いです。
ライムガーデンでは一部条件がございますが、サイズ交換無料サービスを承っております。どうぞ安心してお買い物をお楽しみくださいませ。