革靴の仕上げに羊毛ブラシはいかが?

革靴の仕上げに羊毛ブラシはいかが?

こんにちは。だんだんと春が近づいてまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今回はYouTubeでご紹介しました、
【革靴の鏡面仕上げに羊毛ブラシはいかが?】についてご説明します。

革靴と5種類ブラシの相性

革靴のお手入れアイテムの1つとして知られるブラシ。以前のブログでもお手入れ方法をご紹介しましたが、特に本革靴はお手入れが必須です。

おすすめの方法としましては、

①馬毛などの柔らかいブラシで靴の誇りや汚れを取り除く
②本革用の靴クリームを塗る
③豚毛などの少し硬いブラシでクリームを塗布して靴をコーティングする
④山羊毛(やぎ)や羊毛ブラシでポリッシュ仕上げをする

天然本革靴は、シューケアに手間とコストを掛けて、靴の経年劣化を楽しみながら「靴を育てる」人も多くいらっしゃいます。

とはいえ、「4種類以上あるブラシでお手入れはさすがに、、」という人もいるでしょう。

そこで今回は、新しくライムガーデンで新発売される④の羊毛ブラシについて詳しくご紹介したいと思います。

 

羊毛の特徴

羊毛(ウール)は日本でもなじみのある動物の毛です。特徴は、

・柔らかく、軽い
・保温性、弾力性が高くしわになりにくい
・撥水性がありつつ、吸湿性にも優れる
・天然油分を含んでいる(洗うとなくなります)
・汚れを取り除きやすい
・匂いが付きにくい

です。羊の種類はメリノウールやコリンデールなど3,000種を超えるので、種類によって毛質も異なります。ちなみに山羊(やぎ)の毛は羊よりもさらに毛が細く、やわらかいのが特徴です。カシミヤやモヘヤなどが有名です。


羊毛ブラシの◎な使い方と注意点

羊毛ブラシはクリームを塗った後にポリッシュ仕上げに使用するのがおすすめです。「鏡面磨き」といわれるピッカピカに仕上げる方法のアイテムにもおすすめです。

他の天然毛ブラシをお持ちの場合は、先ほどご説明しました手順で馬毛ブラシから、もし他のブラシをお持ちでない場合は、やわらかい布などで表面の汚れを取った後に、靴用クリームを塗っていただき、羊毛ブラシで丁寧に靴全体にブラッシングしていきます。

優しく数分ブラッシングを続けることで美しい光沢が生まれます。羊毛は強い摩擦に弱い性質があるので、「優しくブラッシング」を心がけましょう。

・熱湯、アルカリ性洗剤はNG!ブラシを洗う際は中性洗剤で。
・日光に当てすぎは禁物。黄色く変色します。
・色移りしやすいので注意しましょう
・吸湿性に優れるので、風通しの良い室内にて保管しましょう

以上、4つのポイントを注意しないと、羊毛が縮んで硬くなったり、フエルト状になったりしますので、気を付けましょう。

靴磨き後には木製シューキーパーのご使用がおすすめです。

 

ライムガーデンの羊毛ブラシ

SKP1040

 最後に本日から販売をしました、ライムガーデンの羊毛ブラシをご紹介します。

特徴は、

・ 革の艶感UP :細く羊毛本体の天然の油分でブラッシングするので、革の光沢と革の艶感をUPし、靴に+αの高級感を与えます。

・素材を選ばない:コードバンのようにデリケートで傷が付きやすい素材にも◎。やわらかさが天然毛の中でもピカイチな羊毛は安心感が違います。

・使い込むほどに良さがUP:クリームを付けた後の仕上げにおすすめで、プラスされた油分が羊毛ブラシに残ることで使い込むほどに良くなります。

羊毛ブラシは革靴はもちろん、革製品全般にご使用いただけます。

価格:1,580円


まとめ

今回は【革靴の鏡面仕上げに羊毛ブラシはいかが?】についてご紹介しました。

今期新発売の羊毛ブラシ。山羊ブラシはちらほら見かけますが、羊毛ブラシ自体とても珍しいブラシです。

革靴愛好者のみなさまの中でも大人気の「鏡面磨き」。あなたもこの春、ぜひチャレンジしてみませんか?

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